オステオパシーの治療とは

オステオパシーは1876年にアメリカ人医師のA.T.スティルが作った医療体系です。
人間の体には自己治癒力があり
病気に対抗する能力が既に備わっているという視点を基にしています。
筋肉、骨格、内臓など
身体の全ての組織を検査し、
人間が本来持っている自己治癒力が発揮できず
病気になっている理由
を特定します。
オステオパシーには様々な治療法がありますが、
ここでは当院で扱っている主なテクニックについて一部紹介します。
当院の治療
メカニカルリンク

フランスのポール・ショフールによって開発された手技治療体系です
筋骨格系だけではなく、頭蓋、内蔵、神経、血管など触診できる部位は全て触診し、身体の機能障害部位を見つけ、非常にソフトな刺激でそれ矯正する方法であり、当院の施術のベースにとなっています。
マッスルエナジーテクニック

自発的な筋肉の収縮と神経伝導を利用したテクニックです。
関節の矯正、筋肉の捻じれや滑りの悪さの改善、圧迫されている神経の解放、神経の異常興奮の改善を目的に用います。
トータルボディアジャストメント

全身のバランス調整テクニックです。
身体の反応をみながら、優しくゆったりとした動きで筋肉の固さの偏りや神経の過敏性、リンパの流れを整えていきます。
その目的は体内環境の回復であり、病変から回復するために必要な条件をもたらすことです。
筋膜リリース

筋膜を対象とした治療法で皮膚に接触して筋膜の緊張を緩解させるテクニックです。
<筋膜とは?>
筋膜とは、筋肉や骨、神経、血管、内臓の表面を覆い、全身繋がっています。
症状があるところに原因がない理由がこれであり、一カ所の筋膜の歪みは全身の様々な箇所に症状を引き起こします。
内臓マニュピレーション

内臓に持続的な負荷がかかると、その臓器は正常な機能を失い、様々な症状が現れることがあります。
内臓マニピュレーションは、手技を用いて内臓の位置や動きを調整し、正常な機能を取り戻します。内臓の適切な位置や動きが回復することで、血液やリンパの流れが改善され、内臓組織に酸素や栄養が適切に供給されるようになります。
カウンターストレイン

“ストレイン(捻じれ)に逆行する”という名の通り筋肉の張りが和らぐ姿勢で保持する治療法です。
これにより痛みの神経の過剰興奮を抑えることができます。
靭帯性関節ストレインアプローチ

歪んでしまった骨、関節、結合組織(靭帯・筋膜・骨膜・腹膜・硬膜など)に対し、シンプルな原則を用いて歪みを取り去ります。
スポーツ外傷や事故、骨折などで「傷は治ったのに痛みがある」場合は歪みが原因になっている可能性が高いです。
HVLA

高速低振幅と言われる、関節の矯正方法の1つです。
テレビではボキボキッといった音と、受けている出演者の方が苦悶の表情をしているものを見たことがあると思います。当院で行うものはコッ。小さな音がするだけです。というのも、本当に必要な部位に必要な力しか加わることがないので、安全に行えるためです。
※ポキッと音が鳴る関節矯正に苦手なイメージがある方には実施しておりませんのでご安心ください。
排毒(デトックス)治療

国産酵素と磁気を用いてお身体に蓄積した重金属や有害な化学物質の排出を促します。
体内から毒素がなくなることで、症状の改善や美肌効果が期待できます。
<酵素について>
内臓を活性化し、体内の老廃物、有害物の排出機能の改善を促します。
<磁気について>
磁気パッチの磁気には血行促進効果が期待できると言われており、たまった老廃物が流れ、筋肉も温まることでコリの解消につながるとされています。当院は体の反応を確認しながらピンポイントで磁気を当てていきます。